旧岩崎邸庭園

都内庭園案内に重要文化財として紹介されている、旧岩崎邸庭園。
てっきり洋館と日本庭園がある庭園かと思ったら、一つの建物内に洋館、和館が併置されていて驚きました。

洋館は旧古河庭園の洋館の建築も手がけたイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが建築しています。
余談ですが、このコンドル氏は日本文化を愛し、日本人を妻とし、終生日本にいるなど大の親日家だったそうです。

建物内には貴重な文化財が数多くあり、明治の有数の商人であった岩崎家が建築家コンドル氏と共に、外国のお客などを招く際にも誇れるほどの洋風の建築を考えて行ったそうです。

この併置された和館と洋館との巧みなバランスは世界の住宅史においても希有な存在とされているそうです。

旧岩崎邸庭園の見所

【正面玄関のステンドグラス】
見所其の1 - 正面玄関のステンドグラス
当時のままのステンドグラスを使用しています。
【正面玄関のタイル】
見所其の2 - 正面玄関のタイル
正面玄関にあるイスラム模様のタイル。見落としがちですが、色合いが非常にキレイです。

【金唐革紙】
見所其の3 - 金唐革紙
オランダ船が貿易で日本にもたらした金の革紙。
ここでは製作工程の解説を展示しています。
【2階展示物】
見所其の4 - 2階展示物
様々な展示品が2階にあり、これもそのうちの一つです。
金唐革紙で作られた玉手箱が非常にキレイです。

【2階奥の洋式トイレ】
見所其の5 - 2階奥の洋式トイレ
現在は世界的な陶磁器メーカーとして知られる「ロイヤル・ドルトン」が当時製造していたトイレ。
当時の社名、「ドルトン」と書かれています。
【展示されているミントンのタイル】
見所其の6 - 展示されているミントンのタイル
当時、明治では主流であった英国式のミントンのタイル。
明治時代は日本に流通しているタイルの約20%がこのタイプであったそうです。
独特な色彩を放っています。

【撞球室扉の蝶番】
見所其の7 - 撞球室扉の蝶番
ただの蝶番でしょうが、おそらく建設された明治時代から使われている蝶番で、時の流れを感じます。
【和館前のお茶屋】
見所其の8 - 和館前のお茶屋
和館の前にあるお茶屋です。
抹茶などを楽しむことも出来ますし、洋館から歩いてきて和の空間を感じられる場所でもあります。